1969-02-28 第61回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号
○岩野最高裁判所長官代理者 二点ございまして、まず、最高裁判所の庁舎の実際の構想と申しますか、それについての御質問がございましたが、もちろん御指摘の大法廷、小法廷、会議室あるいは講堂その他、裁判所運営に必要な庁舎は設計に十分織り込まれております。
○岩野最高裁判所長官代理者 二点ございまして、まず、最高裁判所の庁舎の実際の構想と申しますか、それについての御質問がございましたが、もちろん御指摘の大法廷、小法廷、会議室あるいは講堂その他、裁判所運営に必要な庁舎は設計に十分織り込まれております。
○岩野最高裁判所長官代理者 パレスハイツ南側の国有地約九千坪でございまして、そのほか民有地が二千五百坪ございまして、その民有地二千五百坪につきましては、最高裁判所庁舎新営審議会におきまして、早急に買収をすべきであるという御意見が出まして、それに基づきまして、昭和四十二年度、四十三年度で大半の民有地を買収してしまいました。ただいま一部係争中の土地を除きましては全部国有地になっております。
○岩野最高裁判所長官代理者 昭和四十四年度裁判所所管予定経費要求額について、説明申し上げます。 昭和四十四年度裁判所所管予定経費要求額の総額は、四百二十三億八千五百八十六万八千円でありまして、これを前年度予算額三百七十七億八千百九十五万四千円に比較いたしますと、差し引き四十六億三百九十一万四千円の増額になっております。
○岩野最高裁判所長官代理者 総務課長が営繕課長を兼ねておるわけでございます。それを兼ねております理由は、営繕課長は主して営繕予算に関すること、国有財産に関すること、及び建設省等との折衝に関する業務をつかさどっております。建築そのものの専門的なこと及び建築全般にわたります配慮は、首席技官以下で大部分を担当するということをいたしております。
○岩野最高裁判所長官代理者 最高裁判所のほうから申し上げます。最高裁判所経理局は五課一室ございまして、総務課、それから主計課、営繕課、用度課、監査課及び厚生管理室でございます。そのうち、主計課長及び総務課長兼営繕課長、これは有資格てございまして――有資格と申しますのは、裁判官の資格を持っているものでございまして、あと四つの課は、それぞれ事務官からなっておるわけでございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 最高裁判所事務総局経理局営繕課電気班に属します職員二名が、電気工事に関し、業者から一人は約三十七万、一人は十万余りの金額を約三年にわたりまして収受したという事実について起訴されたわけであります。他の二名は、やはり三万ないし二万といった程度の金額で書類送検になったような状況でございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 昭和四十三年度裁判所所管予定経費要求額について、説明申し上げます。 第一に、昭和四十三年度裁判所所管予定経費要求額の総額は、三百七十七億八千百九十五万四千円でありまして、これを前年度予算額三百六十億四千六百四十二万三千円に比較いたしますと、差し引き十七億三千五百五十三万一千円の増加になっております。
○岩野最高裁判所長官代理者 わかると思います。
○岩野最高裁判所長官代理者 記憶ございません。
○岩野最高裁判所長官代理者 購入いたしました。
○岩野最高裁判所長官代理者 裁判所のことでございますが、裁判所の場合は、御承知のとおり昔各県庁所在地で三つの官舎と申しますか、官公舎と申しますか、県知事と裁判所長と検事正の官舎、これはまあ当時から大きなものとして存在しておりました。裁判所関係では、それを引き継いでおりますので、所長の官舎はきわめて大きい敷地に大きな建物で建てられているのが通常でございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 昭和四十二年度裁判所所管予定経費要求額について、御説明申し上げます。 昭和四十二年度裁判所所管予定経費要求額の総額は、三百四十八億四千五百四十六万三千円でありまして、これを前年度予算額三百十九億五千四十三万六千円に比較いたしますと、差し引き二十八億九千五百二万七千円の増加になっております。
○岩野最高裁判所長官代理者 ただいまの九百円、千円は調停委員の日当でございまして、国選弁護の点は、その前に、約一〇%の増額ということで申し上げております。
○岩野最高裁判所長官代理者 ただいま私ちょっと知識が正確でございませんが、法務省のほうで四十一年度完成ということになりますと、ことしの予算で四十一年度の新営の個所に私ども長崎を数え入れておりませんので、もう四十一年度ではどうにもなりません。四十二年度以降の関係に長崎もなると思いますので、落成式の点では断念せざるを得ないかと思います。
○岩野最高裁判所長官代理者 大村をごらんくださいましたそうで、私もこれを、最近と申しますか、一昨年になりますか、見てまいりまして、玄界の風が吹いてまいりますところといたしましては至急にやらなければならない建物だと考えております。予算要求も重ねてまいりましたが、もうしばらくの努力を続ければ何とか大村も改築できるのではなかろうか、かように考えております。
○岩野最高裁判所長官代理者 御指摘のとおり、大分県では右の三カ所が六十年以上を経過している建物でございます。これもすみやかに改築いたしたいと考えております。
○岩野最高裁判所長官代理者 お手元に差し上げました書面に基づいて御説明申し上げます。 昭和四十一年度裁判所所管予定経費要求額について、御説明申し上げます。昭和四十一年度裁判所所管予定経費要求額の総額は、三百十五億五千七百二十六万一千円でありまして、これを前年度予算額二百八十三億七千十万六千円に比較いたしますと、差し引き三十一億八千七百十五万五千円の増加になっております。
○岩野最高裁判所長官代理者 いろいろ御指摘を受けて、まことに私どももみずからさように考えておるわけでございます。多岐の点にわたって御指摘を受けましたが、裁判の長期化、これは私どもも一刻も早くこれを短くいたしたいと考えておるわけでございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 ただいまの御指摘のように迅速に処理いたしますためには、施設と裁判官の増員とで処理いたさなければならないことはよくわかっております。 来年度の裁判官の増員は判事で四十七名と簡易裁判所の判事二十四名を要求しておりますが、この判事の増員のうち、ただいままでで来年の四月一日現在で考えまして確実に充員の見込みがありますのが、現在判明しておりますところで三十名でございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 いまおっしゃいましたように設備を多く整え、あるいは人をふやして裁判を処理するということは、訴訟迅速の要請に対して当然つとめなければならないことでございます。ただ御承知のとおり、裁判官の増員は、事件が起きた翌日に一挙に募集して直ちに増員できるわけでもございません。
○岩野最高裁判所長官代理者 建物の建設に関しまする重要事項と申しますと、御指摘のとおり設置の場所、それから建物の規模、それから場合によりましては、いろいろなことばで適切に表現できるかどうですか、あるいは様式と申したり、構造とか申しますが、そういった何々式の建物、純粋の日本式でいくか、あるいは洋式でいくか、洋式の中でしかも現代的な様式でいくか、昔の様式をいろいろ探求してやるかというようなことも含まれましょうし
○岩野最高裁判所長官代理者 御指摘のとおり、裁判所法の附則にごく大まかな、簡略な規定を設けさせていただくということになっておりますが、その実際上の詳細は裁判所の規則で補充させていただくという考えでおります。
○岩野最高裁判所長官代理者 御指摘の点でございますが、結局庁舎及び設備、内部の設備の問題になってまいります。庁舎のほうは長年の努力で相当程度建物を新営してまいりました。庁舎の内部の設備、それから事務器具等に関しましても、これもその時勢に応じました最新のものをできるだけ備えるための努力をしてまいったわけでございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 ただいま、ごく概数で申し上げますと、裁判官は非常に古い建物に住んでいる、明治時代の日本家屋に住んでいる裁判官もありますし、御指摘のように、若い裁判官のためには宿舎が欠けておるという現況、御指摘のとおりでございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 御指摘の御趣旨に従って十分研究も続けますし、職員の執務について十分監督、督励を尽くしたいと思います。 —————————————
○岩野最高裁判所長官代理者 裁判費で支出しますのは、諸謝金及び委員等旅費、それから裁判一般の庁費等でございますが、裁判費をこまかく内訳を申し上げますと、まず諸謝命、職員旅費、それから委員等旅費、庁費、その他でございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 それは、この前御説明申し上げました明細の中で、裁判費の中の委員等旅費というのがございます。その中から支出されておるわけでございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 国選弁護人の報酬は、裁判所の費用の中に計上されております。
○岩野最高裁判所長官代理者 先ほど選挙関係でと説明を申し上げましたのは誤りでございまして、これは三十九年度は事件の減が立つ見込みになったためでございます。裁判旅費等は全部事件の伸び率、減少率についてかけられておりますので、職員旅費の単価に変動がございませんところから事件減が見込まれて職員旅費の減になったわけでございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 昭和三十九年度裁判所予算使途別分類表をごらんくださいますと、裁判費目別内訳がございます。諸謝金と職員旅費がございます。この職員旅費が備考欄にございいますが、この職員旅費から支出されておるわけであります。
○岩野最高裁判所長官代理者 百七十万余り減少いたしております。これは職員旅費におきまして百七十九万二千円の減になっております。
○岩野最高裁判所長官代理者 会社の現在の登記簿謄本でよろしゅうございますか。
○岩野最高裁判所長官代理者 わかりました。整えまして後日御提出いたします。
○岩野最高裁判所長官代理者 日当でございます。
○岩野最高裁判所長官代理者 裁判所の住宅関係についてお答えいたします。 実は、宿舎に関しましては、戦後最初に宿舎が認められましたのは、裁判官の宿舎であったわけでございます。そのときは裁判所に直接宿舎予算が計上されたわけでございますが、間もなく、翌年、一般行政庁の方にも宿舎を建てようという議が追随して起こりまして、その関係で全公務員に宿舎を考えるという機縁を実は裁判所がつくったわけでございます。